介護職は体力が必要で、定年後にできるのか不安に感じる人もいます。しかし介護職といっても仕事の内容はさまざまで、人手不足も有り「定年後のシニア世代の求人募集も多い」ので、採用される確率も高いです。
また定年が65歳上の介護施設も多く、長く正社員として働きたい場合は介護職へ転職することも一つの方法です。そして再雇用制度を利用すると、70代以上になっても同じ職場で働き続けることができます。施設によって条件が変わるので、希望の施設での再雇用制度を確認しておくといいでしょう。また介護職は、正社員から雇用形態が変わっても、週に3日だけ働きたい、日中のみで残業無しなど、「自分のライフスタイルに合わせた働き方ができる」ので、定年後でも無理なく働ける職種です。
定年後でも介護職がおすすめの理由には、「介護職においては人生経験などが重宝される傾向にある」ため、若くて力があればいいわけではないということです。トラブル時の対応力や冷静さ、高齢者との関わり方などは社会経験が豊富なことで、コミュニケーションが取りやすい場合があります。そのため、今までの経験を役に立てることができる職場でもあるので、やりがいを感じることもできます。
また、仕事内容も体力を必要とする事ばかりでは無く、食事の配膳や部屋の清掃にベットメイキング、着替えなどのサポートやレクリエーションの補助など、専門的でない仕事も多く、定年後でも始めやすい職種で、意欲があれば研修などを受けて知識や技術を身につけスキルアップも期待できます。